ストレスの溜まる本当の理由と解消法!

皆さんこんにちは。たまこです。今日はストレスがなぜ溜まるのか、どうやったら解消できるのかということについてお伝えしていきます。というのも私もストレスが溜まる原因は外側にあると思っていたのですが、実はそうではなかったのです。

無意識のうちに自分でストレスを溜め、摂食障害や依存症を引き起こしていたんだということがわかり、今日はそのことについてまとめていきたいと思います。

目次

外的要因でストレスが溜まる理由はダミー

私たちは普段様々なところからストレスを受けます。その際コルチゾールというストレスホルモンが出るのですが、このコルチゾールは恐怖感、危機回避をするために出てきます。

大体のストレスは外部要因と思われています。外的要因というのは仕事の人間関係や家庭内の状況、近所の関係や、住んでる環境などあなたに影響を与えるものです。

確かに外部の刺激からストレスを感じるのですが、外部要因だけがストレスの原因かというと、実はストレスが溜まってしまう理由は実は外部要因の裏側にペタッとくっついていたんです。要は、本当にストレスが溜まる理由は、もっと深いところにあったんです。

ここがわかっていないと、外部からの刺激をいくら抑えたところで、本当の意味でストレスを解消することはできないのです。何なら、自分が気づいていない無意識のうちにストレスが溜まり続け、脳に大きな負担がかかり、何かしらの依存症に陥ってしまうことになります。

私は15歳の時に摂食障害になり、社会人になってから恋愛依存症、仕事依存症、鬱、人格障害など様々な依存症に陥りました。今30歳なので、15年間改善のために、転職してみたり、パートナーを変えてみたり、いろいろストレスに心当たりがあるものを変えてみたのですが、なぜかどんどん悪化し続けてしまったんです。

本当のストレスの原因は?

ストレスの本当の原因は、自分の気持ちを自分が理解せず、目を背けていることです。コルチゾールなど、ホルモンは感情なので、感情が動いたということは何かしらのホルモンが分泌されるんですね。なので、外部的な要因からホルモンが分泌されるため、外部要因がストレスであることも正しいのですが、その時に気づかないといけないのは、「なぜ感情が動いたのか」ということなのです。

仕事やだな~、彼氏と会いたいな~、家事がめんどくさいな~と漠然と感じていることがあると思うんですけど、私たちは、感情を表面的な部分しか見ていません。ただ仕事がストレス、彼氏と会えないのがストレス、家事がストレスというように、上辺だけでまったく自分の心の声が聴けてないんですね。

極端な話し自分との信頼関係が築けていない状態なのです。例えば、親友に相談したときに「へー大変そう。頑張って。」みたいにあまり親身になってくれない感じで返ってきたらどうですか?「なんかわかってもらえなかったな~。まぁしょうがないよね~」かもしれませんし、「この人に相談するのはやめよう」とかになると思うんです。

ちなみにこれは”あなた自身”と、”心の中の自分”に置き換えると、友達側は”あなた自身”で、相談している方が”心の中の自分”です。

あなたはずーっとずーっと”心の中の自分”に「お前は親友だよ」といいながら、良いときだけ親友のふりをして、都合が悪くなると「今忙しいからまた今度な~」と受け流してきたのです。

リアルな人間関係ならとっくに縁は切れてるかもしれませんが、”心の中の自分”はずっとずっとあなたのことを信頼して待っています。

本当のストレス解消法は?

ストレスの溜まる理由が、自分の本当の気持ちを理解していないからということなので、ストレス解消方法は自分の気持ちを理解することになります。これ意外ですよね。普通ストレスの発散は外に遊びに行ったり、運動したり、趣味を楽しむといった感じだと思っていました。もちろん趣味を楽しむこともストレス値は下がります。

しかし、また時間が経つとストレスまみれになってしまう場合、根本を解消しない限り、ストレスは解消されることはありません。ストレスがすべて悪いわけではないので、ある程度ストレスのある暮らしはプラスになるのですが、溜めこみ過ぎている場合、発散方法がアルコールなど快感を得るもの(依存度の高いもの)になってしまうのです。

自分の本当の気持ちと向き合うのは、なかなか苦しい作業になります。過去に感じた悲しい記憶など、「もうあの感情を経験したくない」と自分の中に見ないようにしている感情を感じる必要があるからです。

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自分の心の声と向き合う方法

自分と向き合うとは言っても、どうやって向き合ったらいいかわかりませんし、いきなり苦しい感情を感じ始めたところで、向き合いたくなくなってしまうかもしれません。

なので初めは瞑想や自分の小さな願いを聴いていくというところから始めるのが良いと思います。そもそも依存レベルでストレスが溜まっている場合、理性をつかさどる大脳新皮質が正常に機能しませんので、自分の声が聴けない状態です。なので一度脳の状態をリセットする必要があるのです。

日常の選択シーンで「本当に?」と自分に聴く

朝に洋服を選ぶとき、昼のランチに何が食べたいか、夜の時間に何をするかなど、日々の選択をするシーンで、「”本当は”何が食べたい?魚よりお肉なんじゃない?」「”本当は”パンツじゃなくてスカートが良いんじゃない?」「仕事終わりは”本当は”会社の飲みじゃなくて、一人で過ごしたいんじゃない?」というように”本当は?”をつけて自分と対話してください。

これは、本当の自分の声を聴く練習になります。何かを選択するシーンは日常多々ありますよね。この時に、多くの方が自分の声と反する方を選択していることがほとんどなのです。実はこれが大きなストレスになってしまうのです。例えば「お肉が食べたいけど、太るから魚にしよう」「飲み会生きたくないけど、今後の出世のために行こう」などよくあるシーンですよね。

ランチの選択なんて大したことなさそうですけど、心から食べたいものをおいしく食べていたらストレスは溜まらなかったはずなのに、食べたくないものを食べ続けたせいでストレスが溜まり、後で過食してしまい、リバウンドとなるかもしれません。

なので小さなストレスを回避するために日常の選択シーンで自分の声を聴くことは、とても有効的なのです。

感情をノートに記録する

自分の感情を人に話してもいいのですが、適切な回答をもらえるかわからないので、まずは自分との距離を縮めるために感情をノートに記載してください。靄っとしたときでもいいですし、1日の終わりに、今日感じた感情をつづるのでもいいです。長時間でなくてかまいません。初めは「今日彼氏とご飯に行けてうれしかった」だけでもいいです。

慣れてきたらもっと掘り下げてみます。「今日彼氏とご飯に行った。忙しいって言ってたのに、私のために時間を作ってくれて、大切にされている感じがしてうれしかった。」という感じです。具体的になりましたよね。うれしかったことは書きやすいですが、怒りや悲しい感情はちょっと初めは慣れないかもしれませんがネガティブな感情の方が大切なので、見ないふりをせず書くようにしてみてください。

書いているうちに「馬鹿野郎!」「嫌いだ!」「あんな奴消えてしまえ!」などこんなこと書いてはいけないと感じる内容や、涙が出てきて苦しくなるような状態になることもありますが、あなたの心の声はあなたしか聞いてあげることはできないので、どんなにひどい内容でも我慢せずそのまま書いていきましょう。

これも、自分の声を聴くことができるようになります。できるだけ具体的に詳しく感情を書いていくと「何でこんな気持ちになったのかな?」「あの時の感覚と似てるな」といったように、何かにたどり着くようになっていきます。

まとめ

ストレスの溜まる理由と、発散方法についてまとめていきました。私自身が実際に試して、本当の声を聴こうとし始めたとき「本当はこれがしたいけど、できない」というように、いろんな思考が襲い掛かってくる感じがして、苦しくなりました。

そして「こっちが良い」と思っても、選択できないことが多々ありますが、ひたすら心の声を聴いていくと、コツがつかめてきます。心が楽になりますし、自分の気持ちが言語化できるようになってくるので、感情を抑えすぎるというストレスも減ってきます。

現代はストレスを感じることは避けることができないので、溜まっているなと思ったらぜひ自分の感情を書き出してみてください。

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