【摂食障害】原因!自力で治せるものなのか?

皆さんこんにちは。たまこです。今日は私が中学生の頃から15年間続いている摂食障害の原因について探っていきます。そもそも摂食障害は何が問題なのか?ということに気が付いたことがあるので、シェアしていきたいと思います。

目次

摂食障害は依存症

摂食障害

摂食障害は食べ物や痩せへの捉われというのは表面的であり、依存症の一種です。例え、食事をコントロールしたとしても、根本が治っていないので、食事で発散していたストレスが今度はアルコールやギャンブル、買い物、SEXなど、別のことで発散することになります。

要は摂食障害は依存症の一種なのです。

摂食障害が始まった引き金

摂食障害

摂食障害が始まる要因としては、ダイエットが多いかと思います。なぜそこまでしてダイエットに執着してしまうかというと、自分が認められていないという寂しさが根底にあるからです。

「痩せたらみんなから注目してもらえた」という感覚が「どんどん自分は痩せていないと認められない」という感覚になっていきます。

私の摂食障害が始まった過去を振り返ると、寂しいという気持ちは子供のころから感じていたと思います。物心ついた小学生のころから両親の夫婦仲が悪く、毎日喧嘩をしていました。

家庭内がギスギスしているので、あまり安心できず、両親のストレスが私に向かってくることから、何か意見をいうことに恐怖を感じていました。

いつも一人でいたので、大人になるにつれて、誰かに一緒にいてほしい、話を聴いてほしいと、愛されたいという気持ちが次第に強くなりました。

痩せたことで愛されてると感じる

私は愛がほしかったので、高校生になると、どうやったら周りから注目されるかを意識するようになりました。地味でおとなしい方だったのですが、夏に少し痩せたときに、クラスの子たちが「少しやせた?可愛くなった」と私に話しかけてくれたのです。

当時付き合っていた彼氏も優しくなった気がして、それが痩せると注目される=愛されるといった思いこみを植え付けることになってしまったのです。

高校生の間で「痩せてないと周りに愛されない」という思考が根付き、痩せに対する依存に完全にはまりました。

痩せていたいという気持ちだけなら誰もが抱くと思うのですが、愛されたいという欲求が強すぎて、親が少しでも私に食べ物を与えようとすると「私に嫌がらせしてくる」と捉えるようになるぐらい、拒食脳になっていました。

身体の限界

摂食障害

拒食状態が続くと心身の不調が酷くなります。生理が来ない、骨が浮き出てる、むくみが酷い、すぐ疲れる、イライラしやすいといった症状が出やすくなりました。

食欲を司る神経が狂い過食と絶食を繰り返しました。食のコントロールが全くできなくなり、太る恐怖から、高校卒業後、19歳から吐くようになりました。吐くのは意外と簡単で、ストレスが溜まったら過食嘔吐することで、暴れる心を落ち着かせていました。

病院にも連れていかれましたが、病院代より過食代が大切で、そのうち自力で治せると思い、通院はしませんでした。しかし、15年間治ることはありませんでした。摂食障害は他の依存症と同じで、治ったと思うと、案外別の依存症として稼働していることがあります。私は恋愛依存の傾向もあるので、彼氏ができると治まるけど、別れると過食嘔吐に戻るというサイクルを繰り返していました。

依存の原因は脳

心理学

摂食障害は食の病気ではなく、依存症の一種であるということがわかりました。そしてそれを決定づける出来事が起きたのです。

それは、生理不順と不正出血が多くなったことです。婦人科に行くとホルモンバランスの検査をすることになり、診断結果が、無排卵と言われたのです。医師からは「何かストレスなどで脳がきちんとホルモン分泌の指令を出さなくなったのでしょう。基礎体温を測るようにしてみて下さい」と言われました。

この時の私は、診断結果にショックを受けるというより「脳が昨日してないから、摂食障害も治らないのか」と、この15年間治らなかったわけがストンと腑に落ちた感じがしました。

ずっと心が原因だと思って、心を整えることばかり意識していましたが、そもそもの原因は脳だったんだということがわかりました。年数が経つにつれ、食欲だけではなく、感情のコントロールができなくなり、なかなか治らないことに自分を責めていましたが、脳がきちんと指令を出していなかったので、自力で治すことができなかったのです。

おわりに

摂食障害

摂食障害の原因は脳であるということがわかりました。きっかけは些細なことかもしれませんが、脳が上手く機能しなくなってしまうことで、自分のコントロールができなくなってしまいます。

私は成長期の大事な時期に過度なダイエットをしたことで、脳にきちんと栄養が行かなくなっていました。頭が働かないので、自力で何とかしようとしても、私たちの身体は脳が指令を出しているので、コントロールができないのは当たり前です。

脳がきちんと機能するには、正しい生活が必要かと思いますので、脳に良い習慣や食事を取り入れることで改善することが可能になるかもしれません。

脳に良いと言われる情報もまとめていきたいと思います。

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