こんにちは、たまこです。前回39週の妊婦検診についてまとめてから、2日後に破水をしました。そこからついに入院、出産に至ったので、その時の流れや状況をまとめていきたいと思います。

- 出産の体験談を聞きたい
- 陣痛や分娩の痛みについて聞きたい
- 出産までの流れを知りたい
- あると便利な物について知りたい


就寝時に高位破水?
病院に電話をしてみると「検査して一旦帰宅になるかもしれませんが、入院の準備をして今から来てください」と言われ、登録していた陣痛タクシーを呼んで向かいました。(21時頃)
病院に着くと、看護師さんが受付に迎えに来てくれました。最初にコロナ抗原検査と胎児モニター検査が行われ、そのあと担当医師の先生に子宮口の開き具合、羊水が漏れているかどうかを検査が行われました。ちなみに子宮口は3㎝でした。
破水はドバっと出るイメージですが、私の場合は高位破水といって、卵膜のどこかが破れて漏れてきている状態であることがわかりました。破水でなければ帰宅だったのですが、破水すると陣痛が起きやすくなるとのことで、その日は入院することになりました。
もし夜中のうちに陣痛が来なければ、朝に陣痛促進剤を点滴で打って分娩を促すという流れになりました。結構夜遅くなっていましたが、そのまま分娩の流れと帝旺切開になる可能性や輸血になったとき、分娩時に起きるリスクなどの説明を夫と受けて、書類に署名をしました。ここで夫は帰宅です。(22時頃)
そのあと、私は分娩待機室に移動となりレントゲン、採血、PCR検査を受け、就寝となりました。(0時頃)
高位破水は最初は少ない量でしたが、時間が経つにつれてちょろちょろ漏れていた羊水の量がどんどん増えていたので、早めに病院に電話してよかったと思いました。普通のナプキンだとすぐにびしょびしょになってしまったので、ショーツ型の生理用品がとても役に立ちました。
陣痛促進剤を打つと起きること
そのあと血圧や体温を測り、陣痛促進剤の点滴が始まりました。(8時40分)
最初に少量打って、徐々に投与量を増やしていくという説明を受けていました。陣痛促進剤を打っても陣痛が起きない人もいるらしく、もし夕方16時になっても陣痛がなかった場合は次の日に繰り越しになるとのことでした。
ただ私は打ってから9時過ぎには陣痛が起き始めるようになり、早い段階で生理痛のような鈍痛の波が押し寄せるようになりました。コロナの影響で、分娩は立ち合いなしだったので、一人ベッドの上で悶えていました。
徐々に強くなる鈍痛で呼吸が乱れそうでしたが、息を止めてしまうと、赤ちゃんに酸素が行かなくなってしまうので、必死で深呼吸をしていました。深呼吸している方がリラックスできて子宮口が早く開くそうです。
20分おきくらいに助産師さんが様子を見に来るのですが、初産婦さんは分娩に14時間くらい要する人が多いとのことで「排便したい感じが来たらナースコール押して教えて下さいね~」とまだ生まれないだろうという様子で私に接していました。(9時半)
しかし、その時すでに排便に近い鈍痛といきむのを我慢する状態で、すぐにナースコールを押しました。助産師さんが「(ナースコールオスの早くない?)」といった様子でしたが、子宮口をチェックするとすでに7㎝まで開いていて「あら!めちゃくちゃ早いですね!」と驚いていました。(10時頃)
7㎝開いていましたが、私としては「(早いってあとどれくらい?痛すぎて死ぬ!!!もう無理!!!赤ちゃん出そう!!!)」と返事もできないくらいになっていました。途中、助産師さんに持参していた麦茶とウイダーインゼリーを飲まされながら「ひ~~(;´Д`)」と悲鳴を上げていました。
10時半頃になって再び子宮口をチェックで9㎝になっていて、開くのが早いということで、分娩室へ移動することになりました。助産師さんにトイレに連れていかれてのですが、気が張り過ぎていたのか、尿が全く出ず、赤ちゃんが出てきてしまいそうな感覚を抑えるのに必死でした。
11時前に分娩室に入り、すぐに子宮口全開になり、助産師さんの合図とともにいきみました。股の辺りに赤ちゃんの頭がぐぐっと押してくる感覚を感じました。
陣痛の痛みに耐えながらも、ずっと目を開けていたので、一部始終を見ていたのですが、医師の先生が巨大な注射を持っており、「(何そのギャグみたいなでかい注射!!?)」と悶えながらも心の中でツッコミを入れていました。
「お手伝いしますね~」と言われ、その時に会陰を切開されたのでしょうが、切られている感覚はありませんでした。会陰切開はできればしたくないなとは思っていましたが、分娩中は「(切ってもなんでも良いから早く取り出して)」という気持ちが強かったです。
ついに赤ちゃんの誕生!
赤ちゃんの泣き声が聞こえ、姿が見えると「(生まれた~!!!)」という感動と、嬉しさと、痛みの開放から涙が出そうでした。今まで経験したことのない不思議な感動でした。分娩時間は3時間かからないスピード出産でした。
コロナのため、赤ちゃんに触れることはできず、少し離れたベッドで赤ちゃんが臍帯などの処理をしてもらっているのが見えました。第三分娩期で胎盤を取り出され、会陰を縫合が行われました。陣痛も痛かったのですが、分娩後も後陣痛があったり、股がひりひりして痛が少ししんどかったです。
そこから2時間分娩室で待機となり、家族に電話やラインをしました。3時間で生まれたので、体力的には結構余裕を感じていました。コロナの影響で、赤ちゃんに触れることはできなかったのですが、助産師さんが赤ちゃんを横に置いてくれて、携帯で写真を撮ってくれました。
その時の写真です。今思い出すと、マスクをして出産したので、呼吸がかなり苦しかったのですが、陣痛中といきむときの顔が、かなりやばかったと思うので、逆に顔が隠れてて良かったと思います。
後陣痛においてもそんなに強い痛みではありませんでしたが、生理痛のような鈍痛がズーン、ズーンと波打つ感じがありました。出産が終わってからの方が身体がしんどいという方が多いのは、これかと思いました。会陰切開がなかった方はしんどくないようですね。
分娩時あると便利なアイテム
- ショーツ型ナプキン
- 麦茶などペット劣るのお茶とストロー
- ウイダーインゼリー
陣痛は長くなると体力を消耗するので、水分と糖分があると良いそうです。私は特にウイダーインゼリーはいらないと思っていたので準備をしていなかったのですが、夫がバッグに入れておいてくれたので、あって良かったと思いました。
また、テニスボールが陣痛の痛みの緩和に役立つと言われていますが、私は腰が痛くならなかったので、特に必要ありませんでした。ちなみにテニスボールは病院に置いてあるところも多いようです。私の出産した病院にもテニスボールがおいてありました。
テニスボールは使いませんでしたが、助産師さんが痛む位置によって、痛み緩和のツボがわかるので、陣痛の波が来るとお尻の穴の辺りを手でグリグリしてくれていました。
おわりに
今は退院して育児が始まりました。出産はゴールではなくて、産んでからがスタート地点です。また出産後のあれこれをブログにまとめていきますので、参考になればと思います。