【お茶パックで離乳食!】食育に役立つ出汁のお話しも!

こんにちは、たまこです。

三連休は引きこもり人間です。(連休でなくても引きこもりですが・・・)

 

「連休のご飯なに作ろうかな~」「離乳食のフリージングもなくなってきたな~」と冷蔵庫を眺めていました。

外は混んでるので、家にある食材で離乳食も、大人ごはんもまとめて作れるものにしようと思い、カレーを作ることにしました。

 

ただご飯を作るだけだとつまらないので、結構前にお茶パックに野菜をいれて小分けするやり方を見かけ、

これは良さそう!

と思ったので、ついに私もやってみました。

その感想も兼ねてつくり方や離乳食が進む出汁についてもまとめていきたいと思います。

この記事がお勧めな人♪

  • 大人ごはんと離乳食のとりわけをしたい
  • 野菜スープを作りたい
  • 掴み食べ用の野菜を作りたい
  • 出汁について知りたい
目次

お茶パックで離乳食を作る

お茶パックは百均に売っている、お茶葉などを小分けできるパックです。

これに野菜を詰めると、食材を混ぜないでいっぺんに茹でることができるのです。

 

今回私は大人用にカレーを作りながら、離乳食用の野菜スープとスティック野菜と煮込み野菜がまとめて作れました

 

野菜パック万能です。炊飯器で作る方もいますが、今回は量が多かったので、鍋で作りました。

お茶パックでの作り方

step
1
取り分けたい野菜をお茶パックに入れる


パックに結構パンパンに詰めました。

今回、私は掴み食べ用の野菜として取り分けたかったので、ニンジンとサツマイモを用意しました。

step
2
大人のスープ料理と煮込む


お茶パックが見えなくなってますが、下の方に入ってます(笑)

今回大人用にカレーの具を煮込んでるところに、お茶パックを投入してます。

 

お肉やお魚の出汁を混ぜたくない場合は、取り分けてから、後で肉魚などを投入しましょう。

今回、離乳食用には純粋な野菜スープをとりたかったので、お肉は取り分けた後に入れました。

step
3
フリージング用に取り分ける


10分くらい茹でたらお茶パックを取り出し、野菜スープはフリージング容器に入れます。

離乳食はベビーフードのレトルトで良い?

「離乳食なんてベビーフードで良いよ」と思っていらっしゃるママさんちょっと待ってください。

皆さんはベビーフードを何かしら食べたことありますか?

私は以前、粉のおかゆのベビーフードを味見してみたことがあります。

 

感想は、

「プラスチックみたいで、激マズやん」

と一口目でストップ・・・呑み込むこともできませんでした。

 

私が食べたものが偶然まずくて、中には無添加でおいしいものもあるとは思います。

しかしそれ以来、ズボラでめんどくさがりな私ですが「こんなプラスチックみたいなものを、赤ちゃんに食べさせられない」と思い、フリージングを活用しながら、自分で出汁も離乳食も作るようになりました。

離乳食が大変なら、出汁で栄養を摂ればいい!

とは言っても、手作りが良いのはわかってるけど、離乳食って大変ですよね。働いてるママさんは特に大変だと思います。

もちろんレトルトでも良いのですが、もし、何か簡単に手を加えてあげるならば、出汁だけでも手作りにするのをお勧めします。

 

おかゆ+出汁、うどん+出汁、みそ汁+出汁etc…

 

お湯を使うシーンて案外多いので、お湯の代わりに、出汁をかけてあげれば、赤ちゃんにとって大きなメリットになります。

出汁のメリット①味覚形成

出汁にはうま味成分のグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸があります。

うま味は、甘味、酸味、塩味、苦味に続く5番目の味覚と言われていて、このうま味が舌で感知されると味覚神経が刺激されます。

うま味は赤ちゃんにとって甘味と同じくらい好むそうなので、離乳食も進みやすくなり、赤ちゃんの味覚を育むのに大いに役立ちます。

うま味成分の中でも、昆布だしに含まれるグルタミン酸は、母乳や羊水に含まれるので、赤ちゃんにとっても受け入れやすい成分です。

味覚形成が育まれると、健康的な食生活を受け入れやすくなり、将来の生活習慣病の予防にもつながるそうです。

出汁のメリット②消化吸収を促す

うま味成分のグルタミン酸は舌だけでなく、胃でも感知されるそうです。

グルタミン酸が胃で感知されると、迷走神経というのが刺激され、脳にたんぱく質の消化吸収を促すように指令を出してくれるそうです。

たんぱく質は三大栄養素の一つなので、消化器官が未成熟な赤ちゃんにとって、たんぱく質の消化吸収が促されるのはとても大切なことと言えるでしょう。

出汁のメリット③栄養成分が豊富

出汁は、思った以上に赤ちゃんに必要な栄養素が豊富に含まれています。

    • 昆布だし:カルシウム、鉄分、ナトリウム、ヨウ素などのミネラルが含まれる
      (出汁の中で昆布はアレルギーの発症率が最も低く安全)
    • かつおだし:タンパク質、リン、カリウム、カルシウム、ビタミンD、鉄分などが豊富に含まれている
    • 煮干しだし:カルシウムやビタミンDに加え、脳の成長に役立つDHAやEPAなどが多く含まれている
    • 椎茸だし:ビタミンD、カリウム、エリタデニン、食物繊維、葉酸

どの出汁も骨や身体の形成に重要な栄養素がたっぷり入っています。

大人もダイエットや生活習慣病などの対策で出汁を活用することが推奨されてる理由が良く分かります。

出汁を離乳食に取り入れる目安

  1. ゴックン期(生後5~6ヶ月):昆布出汁
  2. モグモグ期(生後7~8ヶ月):まぐろ出汁、かつお出汁
  3. カミカミ期(生後9~11ヶ月):煮干し出汁
  4.  パクパク期(生後12~15ヶ月):しいたけ等の色々な出汁

時期はあくまで目安です。アレルギーの問題もあるので、赤ちゃんによって使えるもの使えないものがあると思います。

水出汁なら簡単!

出汁ってとるのがめんどくさいイメージですが、お勧めは水出汁のストックとフリージングのストックです。

水出し麦茶や水出しコーヒー的な感覚で、水出汁もボトルに昆布などを入れて水に浸けておくだけなので簡単です。

 

水出汁はボトルに入れてストックしておくと、お湯でふやかす系の食材や汁物は出汁をかけてレンジでチンすれば、それだけで栄養がプラスされるので、とにかく万能です。

半分減ったら水を足してまた出汁が取れるので、1回ボトルで作ってしまえば1週間は水を足し続けて保存することができます。

 

フリージングは煮出して、冷まして冷凍するという工程がめんどくさいですが、1カ月ほど保つので、長期間の保存に便利です。

おすすめの出汁の本

この出汁の便利帳は本は分厚い本ではなく、雑誌なので、読みやすく活用しやすいです。

こちらは野菜スープや和風だし以外にも、ホワイトソースやトマトソースのフリージングが載っていたので購入しました。

おわりに

離乳食は毎食作るのは大変かと思いますが、凝ったものはできなくても、ママも楽ができて、なおかつ赤ちゃんにも良いものを作る工夫はいくらでもできるかと思います。

その一つのアイテムが出汁だと思うので、是非出汁を活用してみて下さい。

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