虐待してしまう母親の心のからくり!

皆さんこんにちは。今日は最近コロナで自粛しているためか、虐待が増えているというニュースをよく聞きます。今日は虐待という少しヘビーなお話をしていきます。

私は現在妊娠中で、過去に摂食障害、愛着障害、パーソナリティー障害に苦しんできたことから、もしかしたら自分も加害者になってしまうかもしれないという懸念から、虐待の心理について学びました。

まだ生まれてないので、虐待はしていませんが、パートナーである夫には危害を加えてしまうことが度々あります。被害者、加害者の心理について気持ちが少なからずわかるので、体験談を含めて、少しでも、何か参考になればと思い、まとめていきたいと思います。

目次

虐待をしてしまうのは自分を責めているから

まず、虐待してしまう母親の心理からまとめていきます。虐待は一方的に母親あるいは父親など危害を加える人が異常だと思われがちです。

しかし、虐待してしまう人の心理をよく考えてみて下さい。ものすごく愛され愛されて、精神的にも満たされている人が、誰かをいじめてやろう、いやがらせしてやろうなんて危害を加えたいと思いますか。きっと、とっても心が自分が満たされていたら、異常な行動は起こしません。

ということは自分が何かしら、そうせざるを得ない状況が心の中で起きていて、本当は誰かに助けを求めているのです。

加害者は元々被害者であった

心理学加害者はある日突然うまれるものではありません。虐待は連鎖すると言われており、幼少期に虐待されていた人は高確率で自分が虐待をするようになります。

自分で止められないのかというと、あなたは心の中に「罪悪感」があり、自分を責めているのです。子供にとっては親がすべてですから、幼少期に何かしらの暴力を受けていたり、無視をされていると、「自分が悪い子だから叩かれるんだ」「自分の存在がいけないんだ」と潜在的に自分を責める意識が埋め込まれます。

人から愛されるために、自分は良い子でいなければいけないと、頑張って生きて行こうとするのですが、潜在意識は「自分は悪い子」ですから、何かしら自分を責めるための状況を作り出してしまうのです。

子供を叩いてすっきり爽快、幸せを感じている親はいません。子供を叩くことで、何かしらの罪悪感を感じ、「私はダメな母親なんだ」自分を責めるというサイクルを自ら作っているのです。

アドラーの目的論でいうと、自分を責めるという目的があり、「自分は悪い人間なんだ」という思い込みを立証するための手段が子供を叩くという行動なのです。

自分を許してあげる

心理学虐待を止めるには、「こんな悪い自分」という思い込みを外すために自分を許すという作業が必要です。ずっとあなたは頑張ってきたんです。親に愛されたくて認められたくて苦しんできました。人の愛し方がわからず苦しんできました。

親を責めてしまう自分、子供を叩いてしまう自分、その度合いが強いほど罪悪感が強まり、あなたは自分を責め、苦しみます。

人は、愛されないことが辛く苦しいのではなく、愛することを止めてしまうことで苦しみを味わうのです。

自分への愛を止め、親への愛を止め、子供への愛を止め、苦しんでいる方は大勢います。そして人を愛せない罪悪感で、自分を責めることをやめられません。

人間は誰でも間違いを犯します。罪を責めたところで、自分も相手も幸せになることはできないのです。

今抱えている罪悪感を手放していいのです。まずは、自分を許しましょう。そして自分のすべてを受け入れましょう。罪悪感の度合いだけ、許して受け入れる作業はとっても苦しいですが、現状は大きく変わります。

自分を許し、人に愛を与えられるようになったら、あなたの心はとても楽になります。

ただ、もしかしたら、最初は人への愛の与え方がわからず、苦痛を伴うかもしれません。それはただ、自分への愛が欠乏していて、犠牲的になっているからです。自分の愛が欠乏していると、見返りを求めてしまいます。

それと同時に、「自分は誰の喜びにもなれない」「受け取ってもらえなかったらどうしよう」と自信がなく恐怖心も持っています。あなたが生まれてきたことは、親だけではなく、地球の喜びなのです。あなたには大きな愛があるのです。

なかなか許すの意味が解らなかったり、自分を許せない方は非常に多いです、焦らなくていいので、何年もかけて自分を受け入れていきましょう。斎藤一人さんという実業家であり、日本一の納税者で有名な方の著書には、自分を許すという内容がとても多く書かれていて分かりやすいです。

私は高校生のときから、斎藤一人さんの本に救われてきました。「斎藤一人」と検索すると、お金や人間関係など、人生に奇跡をもたらすための書籍が沢山出てきます。是非自分の気になるテーマの本を探して見られると良いかもしれません。


まとめ

心理学虐待まではいかなくても、大なり小なり、多くの方が自分を責めているのです。問題を起こしてしまうのはあなたが悪いのではなく、あなたがそうせざるを得ない状況にあるということを理解しましょう。

罪悪感の度合いが強いだけ、自分を責めて、相手を責めて、人を攻撃しては、また罪悪感を感じ、自分を責めます。

そんなサイクルを繰り返していると、どんどん自分の状況が苦しくなっていき、異常行動を起こしてしまいます。なかなか人には相談できない内容ですが、あなたの心はSOSを出しているんです。

自分を救うことができるのは、自分自身です。自分を責めるのをやめ、自分が誰よりも自分の見方になってあげましょう。なかなかすぐには、なれないかもしれませんが、まずはそこから始めていくことで、あなたの心は劇的に変化していくかと思います。

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