こんにちは、たまこです。
1歳半になった息子は、先日1歳半検診がありました。
しっかりと歩くようになり、産後より今の方が育児大変だなと感じる日々を送っています。
でも大変さとともに「大きくなったな~」と送付された問診表を書きながら、喜びも感じていました。
ところで、子育て中のママさんは皆さんは卒乳は何歳でされましたか?
私も「いいかげん卒乳しないとな~」と思いながら何度も失敗し、1歳半になるまでダラダラと卒業できないでいました。
今回は健診で卒乳できてないことを指導され、嫌味まで言われたので、改めて卒乳について調べました。
苦戦しながらも1週間で卒乳した方法もまとめていきます。
一歳半健診で言われた不愉快な言葉
一歳半検診で行ったこと
- 歯科検診
- 発達に関する問診
- 身体測定
- 医師による問診
歯科検診による指導
まず最初が歯科健診でした。
若めの女性の歯科助手さんが「もう卒乳はされていますよね?」となんだか上から目線で聞いてきました。
私が「いや~まだなんです」と答えると、目を剥いて「まだしてるんですか?いつしてるんですか?昼ですか?夜ですか?」と信じられないといった表情と口調で問診をしてきました。
「昼でも、夜でも欲しがったときにあげちゃってます」と答えると「呆れた~」という表情で記入していました。
子供産んだことないからなのか、歯に関するプロだからなのか、忙しいからなのか、八つ当たりなのか、ちょっとイラっとしました(笑)
そして、歯の検診後、歯に異常はなかったのに、歯医者さんからは「これから虫歯ができやすくなるので、もう完全に卒乳して下さい」とやたら強く言われました。
虫歯のリスクを諭してくれるのはありがたいですが、それなら「磨いてくださいね~」でいいと思うんですよね。
絶対に1歳半までに卒乳が義務付けられてるわけでもないのに、2対1で責められてる感あって不愉快でした。
医師による指導
80歳くらいの韓国人っぽいカタコトの日本語を話す医師でしたが、これはちょっとひどいなと思いました。
問診表の『気になることはありますか?』という欄に「夜泣きがずっと収まらず続いている」と書いたんです。
そしたら、それを見た医師が
「夜泣きね~!そんなもんずっと授乳してるから、習慣になってしまってるんだ!あんたが止めなかったからいつまでたっても夜泣きが終わらないの!」
「1歳過ぎてからの母乳なんて栄養なんてないんだから!あげる必要なし!」
「1歳半で習慣になってると、やめるのが大変だよ~!今日明日で卒乳なんてできないんだから、せいぜい小学生になるまで苦労するんだな!あとは健康!問題なし!おわり!次!」
「えぇぇぇ???」
と自分の耳を疑いました…。
状況を掴めないまま、診察室から出てきたのですが、帰る途中にモヤモヤが沸き上がってきました(笑)
よく、妊娠中のときや検診のときに医療機関から怒られるなんて話しは聞いていましたが、本当にこんな嫌味っぽいこと言ってくる人いるんだ~と驚きでした。
確かに、授乳やめたら夜泣きがおさまることも、ダラダラあげるのが良くないことも、あちこちに情報が溢れているので、相手が言ってることは間違ってはいないんですよね。
頭でわかっていても、これまで何回も断乳や寝んねトレーニングを試みても、上手くできないでいたので「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか!!」と、えなり君になりそうでした。
発達には問題なかったので、まあくそオヤジの冗談だと受け流せばいいんですが、むかつくものはむかつきます。
世間では「母乳育児ができていない」と責めてくる人がいたり、「今度は卒乳ができていない」と責められたり、相手は責めてるつもりはないんでしょうけど、育児はマニュアル通りにいかないことが多いので、反論したくなりますよね。
卒乳は何歳でするべき?
どちらにせよ卒乳はしないといけないので、改めて卒乳の時期について調べました。
一般的な離乳時期はやはり13カ月~15カ月が多いようですが、平均的な卒乳時期というだけであって、子供によって2歳過ぎても止欲しがってしまう子はいるようですね。
ただ厚生労働省の支援ガイドを見る限り、”1歳半までに卒乳するべき”と義務付けられているわけではありませんでした。
↓
離乳への移行 離乳を開始した後も、母乳又は育児用ミルクは授乳のリズムに沿って子どもが欲するまま、又は子どもの離乳の進行及び完了の状況に応じて与えるが、子どもの成長や発達、離乳の進行の程度や家庭環境によって子どもが乳汁を必要としなくなる時期は個人差が出てくる。そのため乳汁を終了する時期を決めることは難しく、いつまで乳汁を継続することが適切かに関しては,母親等の考えを尊重して支援を進める。母親等が子どもの状態や自らの状態から、授乳を継続するのか、終了するのかを判断できるように情報提供を心がける。(厚生労働省による「授乳・離乳の支援ガイド(2019年版))
すんなりと赤ちゃん側から卒乳やめてくれるなら良いのですが、口唇期や愛着のことも考えると、1歳そこらで泣いて欲しがるのを、無理矢理やめさせるのもなんだかな~と思っちゃいますよね。
昔の子育てで「抱き癖が付くから抱っこはしない方が良い」という言い伝えによって、現代に愛着障害が増えたとも言われているので、卒乳のやり方についても同じなんじゃないかな~なんて思っちゃいます。
授乳は栄養だけが目的じゃないことは、厚生労働省のガイドにも書いてあるので、医療機関の人も下手な言い方はやめて欲しいですね。
授乳とは、乳汁(母乳又は育児用ミルク5)を子どもに与えることであり、授乳は子どもに栄養素等を与えるとともに、母子・親子の絆を深め、子どもの心身の健やかな成長・発達を促す上で極めて重要である。(厚生労働省による「授乳・離乳の支援ガイド(2019年版))
急速にやめなければ子供や母親が危険と言うのなら強く言われるのはしょうがないと思いますが、もし、あーだこーだ指摘されて不愉快な思いをしたママさんは、良い支援機関や、良い育児本などを相手側に聞くようにしましょう。
あっさり卒乳成功してしまった!
1歳過ぎたあたりから、ちょこちょこ断乳を試みたり、卒乳に向けて試行錯誤やっていてできずにいた私でしたが、1歳半検診の一件以来、2日で卒乳に成功してしまいました。
息子はしぶしぶやめた感じなので、卒乳というより断乳ではありますが、その方法をお伝えします。
効果があった卒乳方法
それは”おっぱいにマジックで顔を描く”という方法です。
油性マジックでもブラにマジック滲んでしまったりするので、絵を描くときは汚れても良いブラか母乳パッドはしておいた方が良いかなと思います。
母親や義母が「顔を描いたよ~」と言っていて、あまり参考にする気はなかったのですが、試しに猫の顔を描いて「ガオー」と息子に近づけると、効果てきめんでした。
今まで息子は、暇さえあれば、洋服の中まで入ってきておっぱいを求めていたのに、おっぱいに顔があるのが怖かったみたいで、泣きながら逃げていきました(笑)
その後は、わざわざ絵を描かなくても、おっぱいを欲しがるそぶりをしたときに「ガオー」と言うだけで、全く近寄らなくなりました。
夜も添い乳じゃないと寝なかったのですが、ぐずりながらも自力で寝てくれるようになったので、あんなに苦労していたのが嘘のようです。
断乳、卒乳が上手く行かない方は、是非1度おっぱいに顔を描くのを試してみて下さい。
おわりに
愚痴っぽい内容でしたが、皆がそんなことを言われるわけではないので、これから検診だよ~と言うママさんはあまり不安にならないで下さい。
子育ては人によっていろんな方針があると思いますが、大切なのは、母と子供の健康だと思うので、周囲に何小言を言われても「自分よく頑張ってるね」とねぎらいの言葉をかけるようにしてあげましょう。